2005年

10月

 10代から20代の頃最初に沢山聞いたピアニストは多分チック・コリアで、当時 バークリー音楽院 に行っていた外国人の知人が教えてくれた。中でも ECM から出ていた ピアノ・インプロビゼイション 1 & 2は当時お気に入りで、それまで知っていたジャズ・ピアノと言えばオスカー・ピーターソンくらいしか知らなかった当時の僕にはコンテンポラリー で、ラテン系の明るくハッキリした音色の演奏は一時期の音作りのリファレンスになっていたとも言える。リターン・トゥ・フォーエバー以降の超絶技巧、正確無比なバンドの彼には興味がなくなってしまったが、今回も若い頃散逸したレコードの代わりに CDで再所有。2000年リリースの オリジナルソロ集 はエグサが抜けよりクラシカルな方向も視野にあるようで、録音されたホールがそれぞれ違っていて音色の違いが楽しめます。当時 ECMはクリスタル・サウンドと称されジャズの新しいストリームを予見させていて沢山ジャケ買いをした記憶がある。 彼女 はフリージャズで出発したが後にポップなアレンジャーとして名うてのプレイヤー達と大所帯のバンドを結成、今聞くと音処理がエフェクティブで少々ウザイがスティーブ・スレイグルの吹くアルトでの「 Heavy Heart」は絶品。もう1枚は「 ザ・フォーク・クルセダーズ /戦争と平和 」。業界雑誌で録音の過程が書いてあり、興味本位で購入したがハッキリ言って昔の焼き直し作品。個人的ながら加藤さんのオーダーなのか楽器の音質に比べ歌声の音質、存在感に不満足。良くも悪くも 坂崎幸之助 氏がいなければここまで成立しなかっただろう。 SACD盤なら音は良いのかな?

先月の物欲 :ここ最近若い人達の間には ミッド・センチュリー なスタイル、家具とかがブームらしいが、有名なアメリカのデザイナー、 チャールズ&レイ・イームズ 夫妻によるこの椅子は芸術作品だ!椅子フェチの私、おそらく30年以上はたっているであろうヴィンテージの4足のアルミナムグループ をとうとう買ってしまいました。。無駄なく、美しく、機能的。最終目標はハイバックのラウンジチェア&オットマン。死ぬまでに欲しい!


 

11月

 5、6年前だったかネット・サーフ中に偶然見つけた大阪の このグループ は知らぬ間にAVEXからデビューしていた。とある大阪の 録音スタジオ のHPの中でサンプルで聞いたサウンドにはビックリした記憶がある。(今はありませんが、部分的に聞けます)キャッチーな部分はないもののマッタリとした中に主張のある サウンド がイカシテた。 昔のインディーズ時代の方が好きだが、メジャー発売のコイツ CCCD の音だけはいただけない、FMやラジカセはたまたi ○×d用の作り方なのか?発作的に イタリア・オペラ が聞きたくなって購入。以外や以外!abexが販売元。定価¥1,000でこれもCCCDでした。 この人達 のタメ口トークは最初嫌悪感を抱いたがそれを差し引いても天才的笑いの才能だけは尊敬に値する。エアチェックしたものしかなかったんでこの際 中古 で入手。M7「少年」は何年も聞くであろう名曲だ。その他、「 エリカ・バドゥー・ライブ 」演奏はすごく良いのに井上陽水バリにライブ感・残響が強過ぎ。MDでしか持ってなかったクラプトンとBBキングの共演盤「 Riding with the King 」もついでにget、録音がハイファイで心地良い。昔よく映画館に見に言った「 黄金の7人 」を深夜TVでやっていてサントラの作曲者 アルマンド・トロヴァヨーリ もん関係を入手。 ネイティブ ものに若干苦手な僕にはフランス人や、 イタリア人 がやるボサノヴァってアクが抜けててその地理的ルーツから外れたお気楽モードが好きだ。

先月の物欲 :安いのを理由にCD購入割合の90%を占める外国版やら中古CDの中であからさまに音が悪く感じるモノがあるが、以前から気になっていた帯磁したCDを消磁し元に戻す作用のある 機器 Acoustic Revive RD-2 を購入、中古CDに関しては激変、生CD-Rにも効果があるということで、ライン・ケーブル、電源ケーブルもみんな消磁してきれいきれいになりました。リビングの再生装置兼スペア機用に2台目の SD-SG11 を購入。これでメイン機がこわれても現状維持可能に!


12月

 先月は優秀録音盤と言われている CDを中心に 20枚近く 購入。普段2枚も同じ人のものを買う事のないがこの先鋭的ジャズ・ピアノトリオの「 The BAD PLUS 」はブッタマゲて 2枚目 も買ってしまった。噂には聞いていたがあのハチャメチャの演奏振りは久々にハマッタ。P&Eは チャド・ブレイク で結構ロック寄りの人なので録音もロックなみにコンプがガシガシとかかっています。  H・Hancockのカバー集「 NewStandard 」はこれも全部オン・マイクの作為的な音は耳に張り付いて息苦しい印象です。気持ち的には空気感を入れて生っぽく聞きたいな。 DSD録音 という冠につられ買ったのは「 Ray Brown Trio Live at Starbucks 」遮蔽板でも立てているのかライブにしてはセパレーションが良過ぎ。内ジャケにしっかり高級使用機材が明記されていますが、HHは少々出過ぎと思いますが?スウェーデン出身JAN LUNDGRENのトリオ「 Perfidia 」はREQSTの HP で優秀録音盤ということでゲット。これ以上の綺麗な録音はないというくらい仕上がりで各楽器の位相もピッタリ。ライブではこういう音ってカブリの影響で絶対出ないので録音芸術ということでしょうか?内容はホテルのラウンジでありそうなソツなく、ミスなく、はみ出さず、極めてお上品な演奏で、さしずめジャズ・ピアノ北欧のリチャード・クレイダーマンです。馬鹿テク・ジャズ・ベース奏者のBrian Blombergの これ は昨年オーダーしたものの発送の手違いで一度キャンセルした曰く付きのものですが、セルフ・プロデュースモノのよく陥るパターンで、ただ好きな曲を弾きまくっているだけで、マイナス・ワンのオケをバックに生弾きしていているようで、作り上げ感ナシ、音楽的感動なしの作品。「コーリング・ユー」のお姉さん的イメージしかなかった この人 はトム・ウェイツのトリビュート作品を渋く出していてアーティスト性を少々見直しました。システムの低域をチェックするのには最適盤、録音も良し!聞くたびに好きになる!いきなりマーヴィン・ゲイの「Sexial Feeling」の100%パクリかと思われるイントロから始まるジェニファー・ウォーンズの「 The Hunter 」は巷ではオーディオチェック用に大変人気があるという噂で購入。各楽器のセパレーションが良く、金物もアチコチ鳴り響き、各楽器の定位が絶妙です。道理で良い筈、スティーリー・ダン、イーグルスでおなじみ エリオット・シャイナー が録ってました。バックは当時の西海岸フュージョンの名うての人達ですが12年前のもの、これも音楽的には大きな魅力ナシ。大推薦盤、イタリアの聖堂にて96kHzデジタルステレオ・ワンポイント録音でバッハのヴァイオリン曲『パルティータ」を無伴奏でやっているサックス奏者ピーター・エプスタインの「 Solus 」。独自の録音ポリシーで収録した M.A(間)Recordings プロデュースの作品。 ワン・ポイント・ステレオ生録音 CDの空間再現性はEcpliseTDの本領発揮。フラジオを多用したオリジナル曲も凄い!しかし「パルティータ」はどこで息継ぎしてるのか全然分からない。昔WOWOWであったアンプラグド再結成ライブをDAT録音した記憶があるが、探すのが面倒なんで ライブ盤 を購入。基本的に皆歌が上手い上に、サポートのバックの人達も上手い。悪い訳ナシ。しかし「ホテル〜」が入ってないとただのカントリー・ロック・バンドなんですわ。何年か前のグラミー賞でスティービーの曲のカヴァーでパフォーマンスをしていたこの人は超・クールだなーと思っていて先々月の「 エリカ・バドゥー・ライブ 」購入の流れで英国での ライブ盤 をゲット。私的に「アース〜」のカヴァーはGood、っが音的には「エリカ〜」の勝ち!本国ではNGのイケナイ言葉を一杯発していて結構ワイルド人なんだとあらためて認識、EGの超・粘りリフはチャーミングだが、マイク成分のカブリが多そうな気になるミックス。総じてボトム系がガンと思う。ギタリスト宮野弘紀の一人多重録音盤「 レッシ・レヴュー 」。内容、音楽性良し。これってヨットで太平洋を一人で横断するのと同じ位の強い精神力が必要だと思うのは私だけでしょうか?その他、安牌でブラジルモノ2点、 JOYCE とその娘 ANA MARTINS を一枚づつ。

先月の物欲 :5年前アナログからデジタルに変更したままの緑の液晶の携帯 ムーバN502i をとうとう買い替えた。久しぶりに購買意欲の湧いた機種 FOMA P701iD をデザイン優先で購入。もともと電波の入りの悪いFOMAだが、ウチの1Fスタジオでは圏外、2Fでは何とかOKなのでいつも2Fに置きっぱなしである。着信音はボンゴを叩いた初期設定音のままにしているのでこれも聞き取りにくいが仕事以外に使用することはないので無視。携帯メールは打つのが面倒なのと、常時やりとりするアブナイ系のお友達もいないので相手はもっぱら家族の伝言のみ、ほぼ時計&カレンダー代わりの使用状況。次の買い換えは何年後だろうか?

 

HOME